「───……っ」
男の性急な侵入に、高耶は息を止めて声を押し殺した。
「……我慢できなくなったらちゃんと言って」
高耶の性器を指先で弄びながら、わずかばかり息を乱した直江が言う。
「汚すわけにはいかないでしょう?」
高耶の身体が乗せられた机の上には、作戦用の見取図が大きく広げられている。
打ち合わせ中、唐突に催したふたりは、作戦本部の大机の上で荒々しく求め合っていた。
尻の下で少し皺のよった地図を気にしながら、いいからはやく、と催促する。
「……おまえのほうが……もたないかもしれないだろ……っ」
「そんなこと、過去に一度もなかったでしょう」
「いちど……も?……ッ……ぜんぶ覚えて……のかよ」
「ええ、なにかも全部、覚えてる」
「……マジかよ……ッン……アアッ!」
直江の身体にしがみつきながら、高耶にはそれが単なる戯言なのかそれとも本当のことなのか、判断がつかなかった。
男の性急な侵入に、高耶は息を止めて声を押し殺した。
「……我慢できなくなったらちゃんと言って」
高耶の性器を指先で弄びながら、わずかばかり息を乱した直江が言う。
「汚すわけにはいかないでしょう?」
高耶の身体が乗せられた机の上には、作戦用の見取図が大きく広げられている。
打ち合わせ中、唐突に催したふたりは、作戦本部の大机の上で荒々しく求め合っていた。
尻の下で少し皺のよった地図を気にしながら、いいからはやく、と催促する。
「……おまえのほうが……もたないかもしれないだろ……っ」
「そんなこと、過去に一度もなかったでしょう」
「いちど……も?……ッ……ぜんぶ覚えて……のかよ」
「ええ、なにかも全部、覚えてる」
「……マジかよ……ッン……アアッ!」
直江の身体にしがみつきながら、高耶にはそれが単なる戯言なのかそれとも本当のことなのか、判断がつかなかった。
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